フッ素塗布とカリギュラ効果の話
朝起きたら久々の大雨でびっくりした。
今日はジムに行こうと思ってたのに…って思ってたら思いのほか早いうちに日が差してきて普通に行くことができた。
ただ今日は少し寒かったけれどね。
この時期になると高校生なんかが期末テストのせいか早く下校するみたいでジムにも高校生4人組が昼過ぎから来ていた。
別に広く開かれてる施設なんだから来るなとは言わないけれども一ヵ所に固まられてしまうとどうにも居心地が悪く感じる。
アウェーな気分。
そして夕方から2回目の歯医者に行ってきた。
今回は上の奥歯2本の治療?と歯石のクリーニングで。
昨日のと合わせてトータル6000円にもなってて、「歯医者ってこんなに金取るんだ」って驚いた。
実際の金額は20000円ってことだもんね。
内科やおとといの眼科じゃ1000円もいかないしやっぱり歯科医って儲かるんかなぁ
治療の最後に「フッ素塗布」をされた。
不快じゃない酸っぱい液をまんべんなく歯に塗られた後、「30分は飲食・うがい等をしないでください」って念を押された。
調べてみるとフッ素にはいろいろな効果があるみたいでそれを歯に浸透させるために必要なのが30分らしい。
ただ、そう念を押されてしまうと途端に口内に意識が行ってやたらと唾液が出てきたり舌の置き場を気にしたり口が空きっぱなしになったりする。
別に舌で歯を舐めるとかは構わない、って言われていたけれども効能を知ってしまうとそれだってしないほうがいいように感じる。
そうなるともう、今までどんなふうに日常生活送ってたか忘れてしまった。
就寝時に「どうやって寝るんだっけ?」って意識し始めると途端になれなくなってしまうみたいに。
こういう「しちゃダメ、って言われるとかえってしたくなってしまう」現象を「カリギュラ効果」っていうらしいね。
まぁ、今回のは自分の意識の問題じゃなくって生理的なものだから厳密には違うんだろうけれど。
ちなみに由来は「カリギュラ」って過激映画に公開禁止の発布をしたところかえって世間の話題を引いてしまったことなんだとか。
割と新しめな用語なのね。
カリギュラ効果とは全く反対だけれども「しなさい」って言われるとしたくなくなる事のほうがこれまでの人生で多かったと思う。
その最たるものが勉強だったから現在後悔しているわけで。
注意を喚起するのは別に構わないけれども、行動を強いることは誰にもできないんじゃないかなと妹を見ていると思うようになった。
やらないといけないことは自分で気づかないと実行に移せないし身も入らないよね。