天邪鬼ですよ

致命的に素直さに欠けるにわかサブカルクラスタの日記

職場体験学習とインターンシップの話

今朝鹿児島アリーナに行ったら受付カウンターに見慣れない童顔の男二人が座っていた。

なんだかそわそわしているし新人かなと観察していると背丈からどうやら中学生っぽい

ジャージ着てるし。

そうか、もう職場体験学習の時期か。

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自分が中学生の頃もそういえばこの時期だった。

中学2年次の3学期。

2学期のころから訪問先と質問内容、グループ作りに班長決めなど準備していた。

もっとも自分たちは4人、しかも市立図書館なんてマイナーな訪問先を選ぶくらい陰気なメンバーだったから話し合いも盛り上がらない。

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そのうち1人は不登校児だったから実質3人だったし。

 

でも職場体験自体は楽しかった気がする。

その頃は勉強そっちのけで本を読み漁ってたし図書館の事務なんかもイメージとは違って結構肉体労働が多くて退屈しなかったし。

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まぁ訪問先がほかのどこよりも遠かったことと、ほとんどのほかの訪問先ではあったらしい「報酬」が全くなかったことを除けばだけど。

まぁ市営だしね、仕方ないよね。

 

大学に入ってからもその経験だけで司書資格を取ってしまったような気がする。

大学入学時点でほとんど本なんて読んでいなかったのに。

「本が好き」っていう自己暗示が強すぎたのかな

結局、司書の「狂っている」とまで言われる雇用事情を知ってからは司書になろうという考えは全くなくなったけれど。

実際、いま図書館で働いている人たちはどんな思いで働いているんだろう。

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あの時本当に質問しておくべきだったのは上っ面の仕事内容じゃなくてそこで働いている人たちのキャリアプランだったな。

 

話は変わるが、職場体験といえば連想されるのは「インターンシップ」だろうか

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今ではインターンシップは就職活動においてなくてはならないものになっている。

自分が就活中にも、キャリアセンターに1つ下の人たちがインターン用のエントリーシートの添削に頻繁に来ているくらいだったし。

就活中の人材会社での面談では、大手百貨店なんかでは新入社員の半分以上はインターンシップ生からしかとらないみたいな決まりまであるとか。

 

自分もまだ意識が高かった大学1年時には小さな建設会社にインターンシップを申し込んだこともあった。

2泊3日の事前オリエンテーションを終えて、いざインターンシップ!って時になっていきなり突っぱねられてしまったが。

その経験から2度とするか!と意固地になってしまったが、結局あれはタイミングではなかったんだと、今からすれば思う。

自分の将来の展望を見据えていないのに無為に会社訪問をして「何かやった感」だけ得たところできっとその後何にも生かせなかっただろうから。

本当、早い段階での目標設定って大事。

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まぁ中学生にそんな何年も先のことを見据えろって言っても難しいか。

就職のことよりまず進学のことだしね。

あぁ、できることなら小学校5年生のころあたりからやり直せないものだろうか。

というかいわゆる「天才」って呼ばれるような人たちは、実は何回か人生をやり直しているんじゃなかろうか。