轢かれた動物と「山賊ダイアリー」の話
今朝、車で祖母の家に行った際、路肩に牡鹿の轢死体を発見した。
山道ではよく動物が飛び出してくるから、よくこういうことがある。
実際、帰り道にも狸の轢死体を見かけたし。
幸い、まだ実際に轢いたことはないが。
調べてみると、道路で動物の死体を発見した際の正しい処置は「道路名を把握してから#9910(道路緊急ダイヤル)に電話」らしいね。
多分俺はしないだろうけど。
たぶん今朝の牡鹿の死体も向かいの畑で作業されてたお爺さんが処理したんだろうな
荒川弘の「百姓貴族」とか読んでると、轢いちゃった鹿とかは軽トラの荷台に乗せて解体した肉を周辺の家で分ける、なんて光景があったけど実際に山奥の集落でも同じ事やってるんじゃないかな
牡鹿の肉も調理すれば美味しいらしいし
獣肉を食べると言えば思い出すのが昔読んだマンガの話
内容は、猟銃免許を取得した作者がその日見つけ動物を捕まえて周囲の人と助け合いながらおいしくいただく」で表わせてしまうくらいシンプルなエッセイ。
でも登場する動物のラインナップが都市に住む自分からしたら「そんなの食べるの⁉」
ってくらい驚き
作中で食べるの断念したのは覚えてる限り狸だけで、もうなんでも焼いてしまえば食べれるんじゃないかなと思う。
読んでると文明が崩壊しても猟銃免許あれば何とかやってけるんじゃないかなと錯覚するほど。
本当に錯覚なんだけれど。
食わす嫌いの多い自分のこと、ヌートリアはもちろんスズメだって喉は通らないだろうし。
ともあれ粗くてもそれなりに調理すれば大抵のものは美味しくいただける、っていうのは一人暮らしを控えた自分にとってはまずまずの安定材ではあるわけで。
既刊6冊、1年に1~2冊ほど刊行してるみたいだし週刊の長期連載よりは追いやすい
面白い作品なのでぜひ。