大掃除(HDD)の話
年末と言えば掃除だ。
日ごろ見て見ぬふりしてきた部屋の汚れを今年をリセットするかのように一気に片付ける。
まぁ、俺みたいにやらないといけないことを目の前にすると何故か掃除がしたくなるような性分の人間にとってはあまり縁のない話ではあるけれど。
そういえば、
昨日の南日本新聞の南風録に「煤掃きに出る」という江戸語が紹介されていた。
曰く、何かを先送りしたいときに「煤掃きの時に出るから今はとりあえず放っておけ」なんて具合に使ったらしい。
だからって俺自身が特にこれに関して何か言いたいことがある訳ではないんだが。
日ごろから部屋の掃除をマメに行っている自分でも、日々触っているPCの中身に関しては煩雑なままにしてしまっていた。
それに気づいたのがちょうど今朝。
PCの容量をふとチェックすると残り300MBほどしか残っていなかった。
532GBもの容量を自分でもいったい何に使っているのか分からなかった。
そこで、めぼしいデータを外付けHDDに移すことにした。
ところがその中身がごちゃごちゃになってた(自分でしておきながら)
データの名前に一貫性がないし、関連データがあちこちに散らばってるし、まとめられるはずのデータが全部出しっぱなしになってるし。
そこでHDDの大掃除をしようと思い立った。
とはいえ、自分はPCの操作に関しては上手い方ではないのでデータを整理するのにも半日かかった。
いや、名前もバラバラだからいちいち中を確認してリネームして分類して・・・ってことを繰り返しているとものすごく時間を食うね。
中には同じファイルなのに名前が違うから2倍容量取ってたり・・・
話は脱線するが、先につかった「半日」って言葉の定義どうにもあやふやよね。
調べてみるとこんな記事が見つかった
半日とは何時間?意外に知らない放置時間!toshinews.biz
ちなみにさっき使った「半日」は4時間くらい。
就寝時間、食事や入浴等日々の習慣を除いた活動時間って意味合いで使ってた。
そうやって昼過ぎぐらいにやっと整理が終わったわけで。
いや、本当に長かった。
HDDと言えば思い出すのは「AKIBA'S TRIP」
物語の始まりが死んだ友達の末期の言葉「俺のPCのHDDを処分しておいてくれ」だった気がする。
まぁ、それ聞いて主人公はHDDの中身をためらいもなく覗いたわけだけど。
彼のPCにはきっと良くないものが入っていたに違いない。
今から自分の死後を見据えるわけじゃないけれど、HDDの中身をパスワード等でロックするか、リモートでデータ消去できるようにしておいたほうが良いかもしれない。
別に見られると大変ってものはないけれど、ちょっとしたアクシデントで自分の性癖を知られるのは恥ずかしいしね。