「GA 芸術科アートデザインクラス」の話
今日も昨日に引き続き父親と散歩に出かけた。
今回はさらに足をのばして城西のTSUTAYAまで。
TSUTAYAに到着して母親の運転する車を待っている間に雑誌コーナーへ。
今年最後の「まんがタイムきらら キャラット」を開くと今月は「GA 芸術科アートデザインクラス」が載ってるみたい。
少し前から連載が隔月くらいになってたから読めてラッキーくらいに考えてたらそこには最終回の文字が・・・
いやぁ、本当にびっくりした。
いつの間にか三年生組は卒業しちゃってるし・・・
「GA 芸術科アートデザインクラス」は私立高校の芸術科に所属する5人のJKの掛け合いを中心とした4コマ漫画だ。
ふわふわしたタッチのかわいい女の子たちを観ているのは楽しい。
また、作者の経験からか実際に美術科で習っているらしい言葉や技法、歴史なんかについても作中にちりばめられてる。
可愛い女の子と知識、一粒で2度おいしい。
ちなみに自分は超現実主義(シュールレアリスム)について「夢の中で夢を見ている感じ」って評した話が特に好きだ。
名前自体はよく知っていてもその概要は分からず、ググっても分かりにくい説明しか出てこない。
事実作中でも彼女たちはその定義づけに困惑していたし。
まぁ作者の個人的な意見でしかないんだろうけれど、言い回しが詩的だ。
この話の中で自分が好きなキャラは美術部部長:芦原ちかこ(あーさん)だ
普段ひょうひょうとしているくせにハイスペックで、周囲からいじられてて、この作品内で唯一ラブコメを展開する。
そして作中唯一の方言キャラ。
自分的には特に性格とスキルのギャップに惹かれる。
どうにも3次でも2次でもひょうひょうとした態度にハイスペックっていう人に実像に以上に憧れを抱く節がある。
どうやらこの部長、前の話で卒業してしまったみたいだが・・・
最終回はこの先輩が卒業してしまったあと、主人公があとを継いで美術部に入部する、っていうところで締まった。
初期の設定もしっかり回収しているあたり最近読んだ最終回の中で一番綺麗に終わった気がする。
ただ、
月刊誌・隔月連載という仕様上、抜けている話も結構ある。
特に後半、波の無いこの漫画において見どころであるはずの最後までの下りに関しては全くと言っていいほど読めていない。
これは全巻一気買いコースだなぁ。
ちなみに一冊819円、お高い。
2巻の背表紙でキャラクターが注意を促しているくらい。
ただ、それを置いても自分の財産として持っておきたい本ではある。
カバー裏とかカラーページとか結構手が込んでいるし。
使うかわかんない参考書やグッズを買うくらいなら、是非。