蕎麦茶アイスと長い散歩の話
昨日で大体の企業は仕事納めだったはずだ。
俺が来年から勤める会社も昨日までだったらしいし。
すべての従業員が完璧に、ってわけでもないんだろうけれどもしっかりした会社みたいでよかった。
うちの父親も例に漏れず昨日で仕事納め。
というわけで今日は父親と過ごす正月休み1日目と相成った。
軽いファザコンぎみの自分としてはうれしい限りだ。
昼は七窪にある「がんこ庵」に昼食を食べに行った。
ここに来るのもいつ以来だろうか。
そういえば店の入り口に木札で鍵がかけられる式の下駄箱が設置されてあった
自分はこれが結構大好き。
とても趣深い。
なんでも「松竹錠」っていうらしいね。
古き良き日本の技術力。
「がんこ庵」は主にそばに特化した食事処だったから、当然昼食も蕎麦かなと思っていたけれど実際に食べたのはおでんをメインにした定食だった。
何気に外でおでんを食べるのは初めてだったから、味付けや具材の差異に少し驚いた。
ウィンナーとか入れるところもあるのね。
あと蕎麦湯を初めてのんだけれども、あれは自分には合わないかな
どうにも味がくどい。
食後にテーブルの上に立てて紹介されてあった「そば茶アイス」なるものを食べてみた
まもなく出てきたのがこれ、200円也
食感に関しては、普通のバニラアイスに小さな粒が混ざっている感じ。
本当に小さな粒だから何も知らなければチョコチップでも通ってしまいそうな
突き抜けるほどおいしいってわけでもないけれどもコスパはいいんじゃないかな
「ソフトクリームうどん」よりは美味しかったよ。
午後からは父親と甲突川沿いを2時間かけて散歩した。
高校生のときなんかは割と頻繁に散歩に出かけていたのに数年前からぴたりと近場をうろつくことがなくなっててしまっていたから、今日は久々だった。
「さすがに寒いから、ちょっと歩いたらすぐ帰ろう」とか言っていたのに気づけば往復4kmちょい歩いてた。
真昼間ってことももちろんあったけれども今年は特に暖かすぎるよ。
さくじらまも最近は噴火してないし、これは大災害の前の静けさかもしらん。
そういえば河川敷まで下りたのは中学校のころ以来だったなあ
あの時はたしか学校の授業で10人くらいで水切りをしに行ったんだっけか
案の定、途中で石そっちのけで水遊びに転じていたけれど。
上京まで残り3ヶ月。
未知を求めて遠出するのもいいけれども、既知を振り返るのも同じくらい大事。
人生の中で今くらい時間があるのもきっと今しかないだろうから。