沖縄旅行(1日目)の話
2/14から3日間、大学の友人たちと沖縄に旅行に行ってた。
卒業旅行だ。
ほかの2人はともかく自分は沖縄は生涯初だったから、期待と不安が半々だった。
沖縄にした理由は、2年前「ARuFa」さんが石垣島に旅行に行ってたから。
まぁ、自分は彼ほど娯楽を見つけ出すのが得意ではないため、沖縄本島を選んだけれど
というわけで初日。
空港に降り立ってまず新鮮だったのは飛行機から空港までバスで移動したことだった。
昔は飛行機と空港をバスで移動していた、って話は聞いたことがあったけれど実際に経験したのは初めてだった。
意外と混雑しないものなのね。
そこから空港→レンタカー会社まで更にバス移動。
手続き等などに1時間以上かかった。
当初の予定では「ガンガラーの谷」のツアーまでの間に「ソーキそば」を食べる予定だったのにこの手続きのせいで昼食をとる時間が無くなってしまった。
というわけでガンガラーの谷まで高速で直行した。
南部の高速道路って無料なのね。
山が少ないからかな。
そしてツアー30分前にガンガラーの谷に到着。
思っていたより車が少ない。
看板のところで写真を撮って、ツアーの受付をすました。
出発までの時間は「ケイブカフェ」で潰した。
自分たちは注文しなかったけれども、天然水を使ったコーヒーなんかがウリみたい
売店には「古代人のひげ」って名前の乾燥もずくが売ってた。
もちろん買わなかったけれど。
14:00からツアーはスタートした。
最初にガンガラーの谷の考古学的な意味について10分程度の説明を受けた。
なんでも昔、付近に「港川人」って古代人が住んでいたらしく、ここはその古代人の生態を研究するうえで重要な遺跡なんだとか。
だから今でも発掘作業は継続中らしい。
どうでもいいがこの肖像画、現代の日本人がひげを伸ばしまくったら大抵の人間はそっくりになるんじゃないかな。
俺も多分その中の一人だろうし。
そしてケイブカフェを出発して森の中へ。
最初に広がってきたのはトトロの傘みたいな植物
。
どうやら芋類の一種らしく、名前は忘れたけれども食べれないらしい。
凄く背が高かった。
そして一か所だけに集中して生えてる竹
大陸のほうの竹らしく、日本の竹とは違って横への広がりはないらしい。
成長速度は半年でほかの竹と遜色ないくらい成長するみたいで、その前に聞いていた鍾乳石の成長速度と比較するとよりその差が大きく感じた。
そのあとに目に飛び込んできたのが音に聞こえた「ガジュマルの木」
なんでも上のほうから根っこを伸ばして繁殖(移動)するため、「歩く木」って呼ばれるらしい。
「なんだかモアイみたいですね」ってガイドの人に相槌を打ったらポカンとした顔をしていたから、どうやら知らなかったみたい。
有名な話じゃないのかな、歩くモアイの話。
中学校の英語の教科書にも掲載されていたはずなんだけれども・・・
そして最初についたスポットがイナグ洞。
洞窟とはいっても実際に中に入れるわけじゃなく、縦にでっかい穴が開いているらしい。
また中には女性の胸と股の形をした岩があることから、穴と相まって女性の象徴としてとらえられているらしく、安産祈願みたいな効果があるとかないとか。
ちなみに穴の近くの「母神」って立札は訪れたシャーマンみたいな人が勝手に立てていったらしく、読みはガイドの人でもわからないんだとか。
そして次はイキガ洞。
こっちはイナグ洞と比べると横に伸びている洞窟で、途中まで道をカンテラで照らして入っていくことができた。
上から延びる鍾乳石の特徴的な形から、男性の象徴としてとらえられているらしく子宝祈願の効果があるとかないとか。
ここは事前に知っていたこともあって、超盛り上がった。
そしてそのあとについたのがでっかいガジュマルの木。
このレベルの大きさになるまで150年くらいかかるらしく、木の中では成長スピードが早いほうなのではないのかな?
大体の観光客はここでガイドの方に写真を撮ってもらってたため、自分たちも同じく写真を撮ることに。
そのあとも遺跡っぽい遺跡に遭遇したり、
木の上のテラスに上ったり、
古代人の墓を見たりした。
そして遺跡調査の重要性を説いてツアーは終了、隣りのおきなわワールドのほうに出た。
そっちのほうではハブ対マングースのショーとかもやっていたみたいだけれども、雨が強くなってきたこともあって帰ることに。
そのあと斎場御嶽のほうにも足を延ばしてみたけれども、雨風が酷くなってきたことと、駐車場が開いてなかったことから入場を断念。
ホテルまでの帰り道に、美味しいと評判のソーキそばの店に立ち寄った。
「そば処 玉屋」は事前に購入したマップルでも一番に取り上げられるくらい有名な店らしく、翌日に乗ったタクシーのおじさんも推してたくらいだった。
入口にたたずむシーサーの置物がまたいい表情をしている。
注文したのはソーキと三枚肉のミックスそば。
どっちの肉も柔らかくておいしかった。
麺のほうはコシの強い細長く平べったい特徴の麺で割と好みだった。
付け合わせのヨモギの葉は単調になりがちな味にアクセントを加えるような刺激で、こっちもよかった。
でも、人によって好みははっきり分かれそう・・・
そしてホテルに戻って夕食に。
ホテルの中にあった店で肉厚のステーキを注文した。
さすが沖縄なのか、肉の分厚さが想像以上だった。
せっかくだからレアで注文してみたけれど、しっかりした歯ごたえなのに噛み切りやすく食べやすかった。
2種類のソースもそれぞれ美味しかったし、値段以上の価値はあったんじゃなかろうか。
一日目は計画通りに行かなかったこともあったけれども、それなりに楽しめたんじゃないかな、今から思えば。