「有名人と付き合う方法」の話
昨日、中野サンプラザで上坂すみれの「超中野大陸の逆襲」と題したライブがあったそうだ。
生憎いまだに鹿児島にいる自分は参加できなかったけれども。
まぁ、東京住みであったとしてもきっと参加しなかっただろうな。
どうにもバンドのライブなんかと違って、ああいうのは周囲に流されて自分の楽しみ方で楽しめない気がして。
拍手やサイリウムの有無、タオルを回してみたり踊ってみたり・・・
「会場が一体になってライブを作る」っていうと美しい響きだけれども、決して強要することではないよね。
そのライブに際して、ツイッター上ではライブ前の控室や使用する写真の撮影風景等、多くの画像が飛び交った。
今まで見てきた写真の中でもかなり美しく、久々に携帯の待ち受けを変えたくらい。
なんだか見ているとため息が出てくるくらい綺麗だった。
それと同じくらい、「どんだけ頑張っても手は届かないんだよなぁ」と考えると気持ちが落ち込みもした。
話は変わるが、
最近Facebookでよく卒業旅行の様子を挙げている同級生をよく見る。
まぁみんな考えることは一緒ってことだね。
その行先として多いのが東京だ。
今日も2人の同級生がディズニーランドに行ったって写真を見たし。
そしてその投稿の中に「○○(有名人)に会った!」の一文が。
どうやら都会では有名人に合う機会が地方よりも多いらしい。
当たり前だけれども。
自分も就活中、誰かと会わないかなーと電車の中を見回したりもしたが、2か月以上都内をうろうろして見つけたのはイベント中のダチョウ倶楽部のみ。
やっぱりオフの有名人なんかは遭遇しないか。
ダチョウ倶楽部はさておき、日常で有名人を見つけようと意識しだすと「見つけたところでどうしよう」って考えに及ぶ。
ツイッターで時々写真を挙げているやつもいるけれども、当然だがアウトだろう。
握手なんかももちろんダメ、そもそも声をかけることすら一人の人間と見なすならおかしいことだろうか。
あら、仮にあったとしても何のアクションも起こせないや。
前置きが長くなったが、
仮に、もし、万が一、日常生活のどこかで上坂すみれに遭遇したとして、顔を覚えてもらえるだけの関係に果たしてなれるだろうか、って考察を就活中に何度もしたわけで。
答えはもちろん「できない」なんだけれども。
その答えを出すにあたって「有名人 付き合う」「有名人 結婚 一般人」とかで検索をした。
そこで紹介されていたのが
- 雑誌やTVの制作スタッフになって近づく
- メーカーや広告代理店などクライアントとして近づく
- アイドル事務所側のスタッフになって近づく
の三つだった。
どうやらファン→知り合いって経路は鬼門みたいね。
そういえば、広告業界を最初に選んだ理由も元々は「有名人に会えるかもしれない」だった気がする。
そんなことエントリーシートには当然書けないけれども。
特に、声優と一般人で検索をかけると出てくるのが声優の「植田佳奈」のツイッター上でのつぶやきだ
曰く、「ファンを辞めること」だとか。
友人としてでも、「声優」ってフィルタを通してみている時点で下心ありきの関係にしかならないから、らしい。
あちらを立てればこちらが立たず、能力でも内面でも自分は上坂すみれには一生手が届かないみたいだ。
追記
あと、植田佳奈のつぶやきの中に「その声優さんの趣味業界で誰もが知るような第一人者になること」ってのもあった。
でもこっちはより難易度が高いだろうなぁ。
なんたって彼女は大学で4年間研究を続け、現在進行形で知識を吸収し続けている猛者なのだから。
追いつくためには、また1から勉強しなおし、しかるべき研究機関に入り、国籍を変える・・・くらいのことをしなければ到底無理だろうな。