「地方消費者グループ・フォーラム(九州・沖縄ブロック)」の話
教授のツテで「地方消費者グループ・フォーラム」に参加してきた。
鹿児島での開催は初らしく、来年は長崎でするんだとか。
内容はざっくりいうと、消費者トラブルに関する意見交換会だった。
近年の消費者トラブルについて、大学教授や弁護士や、消費者庁職員がそれぞれの視点から現状と対策について答弁していた。
自分もゼミの一員として研究発表をした。
といっても、自分は最後の発表資料作成のところからしか参加していないのだけれども
「他人のふんどしで相撲を取る」ってこういう時に使うんだっけ?
いや、そこまでではないかな。
全体の流れは「悪徳商法」「ネット詐欺」「地域協力」の3つからなっていたと感じた
自分たちの研究テーマも前半2つだったし。
悪徳商法に関しては・・・
- 虚偽・誇大広告
- 電話勧誘・威嚇的勧誘
- 高齢者・身障者へのつけこみ型勧誘
- 不当契約条項
などから消費者被害について論じていた。
余談だが、とある大学の調査で学生のうち、特定商取引法:36%、消費者契約法:50%、しかその実態を知らないという結果が出た。
個人的には「そんなに知っている奴がいるのか?」と疑問だけれども。
まぁ、「知っている」のレベルは人それぞれだしね。
ネット詐欺に関しては・・・
の件数の近年における増減から論じていた。
特にワンクリック詐欺なんて、今じゃスマホのスクリーンショットの音まで利用してひっかけるようになったんだから技術も進化したものだと実感。
またどのトラブル関しても発端はほとんどがアダルトサイトってのが呆れる。
70代未満の相談のほとんどがアダルトサイトがらみ(70代以上は健康食品)
まぁ、アダルトサイト広告めちゃくちゃ多いもんね。
もうおっぱい見たくらいじゃ興奮しないかもしれない。
地域協力については・・・
- 高齢者保護
- 消費者教育の場
- 社会づくり
の3つの目的のために公民館をもっと活用しよう、って内容だった気がする。
自分の研究テーマと関連が薄いせいかあまり頭に入ってこなかったのよね。
公民館って自分が小学生のころなんかは季節の変わり目にある地域交流のためのイベントでしか訪れたことなかったけれども、割といろんな団体とつながっている施設だったのね。
知らなかったなあ・・・
参加者は大体生協やその他団体に所属している人ばっかりで、前提となる知識についてわざわざ懇切丁寧に説明する手間が省けたのはいいんだけれども、そういう団体に所属していないとそもそもこういう会があることすら知る機会がないということでもある
これでいいのか。
今回色々なことについて話を聞いたけれども、覚えておくべきことは多分1個だけ。
何でここだけ関西・・・
188って検索すると「海上保安庁仙崎支部」のほうがたくさん出てくるんだけれども、これってどっちが正しいの?