「キングダム」の話
今朝起きたら、親が昔撮りためていたアニメ「キングダム」を観ていた。
ちょうどアニメ2期の真ん中らへんだった。
確認してみると、アニメ2期が終わったのってちょうど2年前じゃん。
月日が経つのって本当に早いなあ
ハンター×ハンターの連載がストップしたのも2年前だし・・・
「キングダム」は今現在41巻まで刊行していて、発行部数は2000万部以上らしい、すごいな。
およそワンピースの発行部数の0.0625倍じゃないか・・・
ヤングジャンプの中でも一番の稼ぎ頭みたいだし。
就活中に「アメトーク」でやってた特番が放映された直後なんか凄い反響があったみたいよ。
そんな「キングダム」
舞台は春秋・戦国時代の中国。
秦王朝の始皇帝とその家臣:信の天下統一をテーマにしたバトル漫画だ。
現在、やっとのちの始皇帝:嬴政の加冠の儀を済ませ、内政に決着がついた。
これからいよいよ天下統一に向けて戦乱が激化していく・・・って段階。
絵柄自体はそこまで綺麗ってわけでもないんだけれども、キャラの書き分けができているし、読み続けていてもダレない。
キャラの圧も伝わってくるし・・・
ただ戦記物らしく場面転換が頻繁に起こるため、読み飛ばしてしまったり1週空いてしまったりすると前後の内容がつながりにくくなる。
週刊誌派の自分としては辛い。
まぁ、そんな半端な読者に配慮して描いているようじゃここまで長くは続いてないだろうけれど。
この作品の中で自分は河了貂が好きだ。
かわいいし、成長して帰ってきたし、CV:釘宮理恵だし。
戦闘キャラではないけれども戦闘キャラ以上にスポットが当たるし。
まぁ、河了貂も主人公の一人みたいなものだし、これからの成長にも期待だな。
ちなみに、死亡済のキャラを含めるとダントツに王騎
この作品の読者で王騎が嫌いって人いないんじゃないかな。
その副将の騰も大好きだ。
茶目っ気があって、実力を隠してて、戦えば危なげなく勝つ。
どストライクなキャラだなぁ。
こういう戦記物を購読中に自分がすることと言ったら、史実の確認だったりする。
特に始皇帝に関してはキングダムを知るより前から人間不信であった、ってことは知っていたから「のちの始皇帝である」って知ったときには「こいつが主人公かよ・・・」って思った。
主人公の信に関しても、統一前にパッと登場して調子のいいことを言って出陣したはいいもののすぐ負けて帰ってくるっていう・・・
羌瘣もオッサンだし。
まぁ、性格に関してはかなりのテコ入れをしているみたい。
当然だよね、フィクションだし。
ただ、統一の立役者:王翦に関しては性格が史実の真逆を行っているのはどうかと思う
今後、ますます原作へのテコ入れが増えていくんだろうな。
どうにも噂じゃこの「キングダム」、秦王朝の滅亡まで連載を続けるつもりだとか。
現在41巻、この分じゃ100巻行くのもあり得ないことじゃないなぁ。
というか史実と違ってこの流れからできる王朝、滅びようがないと思うんだが。
何よりも始皇帝の人間不信がないってのが強い。
奴のせいで何人もの臣下が理由もなく殺されていったんだから・・・