ひな人形の話
昼頃、親戚のいる老人ホームを訪れた際、待合室にひな人形が飾ってあった。
古い割に物はいいらしく、家のひな人形よりずっと段数も多かった。
そういえばバレンタインが終わってからこっち、スーパーではひなあられなんかが目に付くように配置されるようになったな。
気づけばもう3月、年が明けたのってついこの前じゃなかったっけ?
ところでこのひな人形、童謡なんかで三人官女、五人囃子なんかの名前は知っていてもその下にいる人たちの名前や人形ごとの意味合いなんかには今まで全く関心を持ったことがなかった。
だからこの機に一度、その名称や由来について調べてみようと思う。
google先生に聞いて。
そもそも、どうしてひな人形を飾るのかといえば
雛人形には厄災を人に変わって引き受ける人形(ひとがた)の役割があったため、女児の健やかな成長や幸せを願う日となったと言われています。
らしい。
「桃の節句」って言葉がなじみ深いけれども、本当は「上巳」が正しいみたいね。
始まりは平安時代にまでさかのぼるとか。
ちなみに男の子の日である「端午の節句」、あれは2005年にユネスコで正式に韓国起源だと認定されているらしいね。
人形の名前とそれぞれの意味については「安藤人形店」のHPに紹介されていた。
お内裏様とお雛様=天皇と皇后ってのは全然知らなかったなぁ。
でも起源が平安時代ってのを知れば当然って感じもする。
右大臣左大臣の下にいる3人、うちのひな人形の中にいないし今まで名前を聞いたこともなかったから今日初めて知ったけれども「仕丁」っていうのね。
HPには従者って紹介がされてあるけれども、だからかな影が薄いのは。
意味合い的には割と重要な立ち位置だと思うんだがなぁ・・・
ちなみに、ひな人形を3月3日以降も飾り続けると婚期が遅れるって聞くことあるけれども、それは迷信的な意味合いじゃなくって、単にそういう片付けが遅い女性はどうせしっかりしていないだろうからっていう、割と現実的な理由があるみたいね。
ちなみに飾り始める日はいくつかあって
- 2月3日(節分)
- 2月4日(立春)
- 2月19日頃(雨水)
- 大安の日
の4つがあるみたい。
割と早くから飾るんだなあって印象。
まだ飾ってない家庭は急いだほうがいいかもしれない、最後のチャンスは来週の水曜だけだから。