「石窯パン工房パラッソ」と塩パンの話
七窪の給水所に水汲みに行った帰りに伊敷ニュータウンの「石窯パン工房パラッソ」に行ってきた。
そう遠くない距離に10年以上住んでいながら今まで一度として訪れたことはなかった。
前世の「ピエトロ」の時には1回だけ行ったことあるらしいけれども、それは小学生のころだし。
大学に入って一年目にバイト募集の広告を見つけて親に推されたこともあったけれども、傾斜の有無はモチベーションを下げるには十分すぎた。
店内は予想していたよりもすっきりしていて思っていたよりもパンの種類も豊富だった
奥には買ったパンを食べられるスペースもあって、無料のコーヒーとともに塩パンを食べた。
帰り際に見たチラシじゃ1500円でホールピザも注文できるらしく、一般的なデリバリーピザとかよりはこちらのほうが味も健康面にもよさそうな感じ。
そういえば昨日給食について調べているときに「ピザは野菜?」みたいな記事を見つけた。
特に語ることもないけれど。
いやぁ、それにしても塩パンっておいしいのね。
表面はカリカリなのに中はモチモチしていてまばらな塩っ気がアクセントになっていい。
作り置きのパンすらここまでおいしいんだから焼きたてはもっとおいしいんだろうなぁ
ABCクッキングスタジオでも塩パンの講習とかないかしら。
覚えてしまえば家で作るモチベーションにもなろうというものだ。
調べてみると塩パンの発祥はオーストリアの「ザルツシュタンゲン」ってパンらしい。
本家ザルツシュタンゲンは内部にバターを仕込むなんて洒落たことはせず、単に塩をまぶしたパン、程度の棒状のパンみたい。
その塩っ気からビールに合うパンって知られているらしいけれども、日本じゃ塩パンを肴にビールを…ってはならないよな。
そういえばパラッソの店内にはお焼きもあったなぁ。
最初の一口はやっぱり本場で、って強がって買わなかったけれども買っておけばよかった。
長野に行く機会なんていつ作れるか分かったものじゃないし。