照国神社とおみくじの話
三賀日最終日にしてやっと正月らしいことをした。
神社参りだ。
訪れたのは「照国神社」、曰く正月に35万人が訪れるらしい。
さすがに3日も経てばそこまで人入りは無いだろうと思っていたけれどもやっぱりまだまだ多かった。
今年は晴れてるし暖かいしで例年以上に皆さん外に足が向くのかな。
ここまで暑いと冬かどうかすら疑わしい。
実は2年前の正月、この照国神社でアルバイトをしたことがあった。
大晦日の10時から元旦の6時まで、とそのあとの3日間。
短期だし、珍しい経験ができるし、時給も前のバイトよりいいしで12月の頭に応募した。
大学の構内のアルバイト募集掲示の所にひっそりと張ってあったくらいだからそんなに人も居ないだろうと思っていたら予想以上に居てびっくりした。
中学・高校の同級生もちらほらいたし。
とはいっても全体的には女性の割合の方が高かった。
そりゃそうか、かわいい女の子の方が需要あるもの。
女性はほとんどが屋内でお守り・おみくじの売り子、男性は大半が納札所・誘導で残りが売り子に回されていた。
幸運なことに自分は売り子の方になった。
その年は特に寒く、屋内に居ても手足の感覚がなくなる程だった。
いわんや屋外での勤務は地獄だったろうに・・・
仕事自体も特に大変ではなく、初日なんか人員>仕事量のせいで30分ごとに15分の休憩が貰えるくらい暇だった。
休憩中はタイムカードを切る訳でもなかったから本当に割のいいアルバイトだったと思う。
また、リピーターが多いみたいで、自分にも去年アルバイトの勧誘の電話が来た。
社会人になってからはできない体験だし、待遇も非常に良いので気が向いた人は是非。
さて、神社に来たのならばおみくじを引かねばなるまい。
たとえビニール袋に入っていた100%工業品だとしてもだ。
結果は大吉だった。
一瞬喜んだものの、すぐ思考が停止した。
なんか見覚えがある・・・
よくよく見てみると去年引いたおみくじと一字一句変わらない、全く同じ大吉だった。
こんな偶然あるのか。
もっとも、おみくじ自体にそこまでの種類がないのであれば話は別だけれど・・・
ただ、よく読んでみると「なるほどなあ」とうなずける部分も結構ある。
確かに自分に欠けているものを突いている、気がする。
ナーバム効果かしらん。
特に今年注視するべきは「商売」と「転居」だろうか。
特に転居に関しては初の一人暮らしということもあり、変な物件をつかまされたら目も当てられない。
急がぬ方がよし、と言われているのだからしっかりと吟味せねばなるまい。