ドラマ「相棒」の話
毎週水曜日と言えば、ドラマ「相棒」の日だ。
あと2ヶ月ちょっとはこの1時間のために生きているといっても過言ではないと思う
さてこの相棒だが
最近はCSのチャンネルでずっと再放送やってる気がする。
朝起きて相棒、夕方チャンネル回してみたら相棒・・・
今はやってるか分からないけど前は昼間の民放でも再放送やってた。
これじゃあ剛力ゴリ押しをおおっぴらに批判できないじゃないか(最近は全然観ないけれど)
でもこれもしょうがないことではある
なんたって昨今の若年層のテレビ離れの中安定して視聴率15~20%台を叩き出せるテレビ朝日のエースなのだから
聞いた話では一時期、昼の番組において最も高視聴率を叩き出したのが相棒の再放送だったとか
これはもう個人の思惑ではこのブームレットは止められそうにないなぁ
ところで
シーズン14から新しい相棒として、反町隆史演じる「冠城亘」が登場した。
ネット上の反応を見てみるとなかなか好評らしい。
自分は1話目を観て「なんか生意気だなぁ」って少し悪感情を抱いていたけれど、今はそうでもない。
鑑識の米沢さんとの掛け合いも見てて面白いし。
そういえばシーズン11~13の成宮寛貴演じる「甲斐亨」の時も、最初のころはあまり良い印象を持っていなかったみたい
当時のFacebookを見てみると「相棒とは認めない」なんて書いてて苦笑いだった。
振り返ってみるとシーズン11~13は新米刑事の成長が丁寧に描写されていてとてもよかったと思う。
最後の方なんか有能になりすぎて、杉下さんが二人いるようなものだったし
個人的に一番好きなのはシーズン8~10まで登場した及川光博演じる「神戸尊」
しばらくの相棒不在期間を経て登場したのが、亀山とは正反対のインテリタイプか!と新鮮に感じてた。
エピソード「贖罪」の最後で過去の過ちを悔いて涙を流すシーンは特に真に迫っていて、観ていてとても胸が苦しくなった
思うに亀山の時にはあまり描写の無かった「苦悩」を前面に出し始めたのもこの頃からだった気がする。
そう、初代相棒:寺脇康文の演じる「亀山薫」の時には今の相棒が最終的に杉下さんのもとを去る遠因になってる「正義と人情」って部分があまり目立ってなかったんだよな
どちらかというと亀山や杉下さんの周囲の人間関係の変化に主眼が置かれていた感じ。
杉下さんのキャラがまだ完全に定まってはいなかったろうから、今の異常性も若干影を潜めていたし。
だからこそ亀山は円満退職ができたんだろうけれど。
初代相棒:亀山薫在籍の期間と2代目以降の期間がもうすぐトントンになる頃合いだけれども現相棒:冠城亘はどれくらい続くかね。
なんか、今シーズン中に殉職する、なんて説も上がってるけれども・・・
若干冠城のことが好きになってきた身としては今度こそ円満退職(帰宅?)してほしいところだ。
辞めないのが一番いいんだけれどね。
そして神戸尊に再び活躍の機会を!!!
追記
なんか最近脚本陣のクオリティが目に見えて落ちている気がする。
以前はどんでん返しが毎回2回くらい用意されてて文字通り「先の読めない」ストーリーで手放しに楽しめたのに、今はあまりお利口さんではない自分でもなんとなく先の展開が読めてしまう・・・
まぁそれでも並居るゴールデンドラマの中では抜群に面白いんだけれどね。