体臭の話
午前中、トレーニングしにジムに行った。
途中、レンタルBIGに寄ってみると終物語の第三巻が返却されていた。
今回も割と早めに借りれて本当によかった。
帰ってから視聴してみると今回は戦場ヶ原ひたぎと老倉育のペアだった。
前巻で予告されたときは予想がつかなかったけれども老倉のほうは委員長キャラが一周回ってツッコミの入れやすい壊れ方をしていてそれなりに面白かった。
思うにこのキャスティングは「続・終物語」の副音声を意識しているんだろうな。
今回メンヘラっぷりを際立たせておいて後々どっかんどっかん湧かせる腹積もりなんだろう。
ジムに到着してしばらく、ウェイトトレーニングをしていると不意に変な臭いがすることに気付いた。
当初は自分の汗の臭いかな?と凹んでいたいたんだけれどもどうやら違うみたい。
しばらくして気づいた、横の人だ。
思わず顔をしかめてしまった。
ただ意識してみると、どうにも人由来の臭いじゃないみたい。
例えるならば家畜車が通った後みたいな臭い。
おそらく畜産関係の仕事に就いている方だったんだろうな。
関連の仕事を過去にしていた父親に帰ってから尋ねてみるとやはり体に臭いが染み付いてしまうらしい。
豚の飼育なんかじゃ特に。
父親自身も時たま棚卸しなんかで養豚場に入ることがあったらしいが、1日で臭いがしみついてしまって風呂に入ったくらいじゃ取れなかったらしい。
そこまで体に染みついてしまっては日常生活を送ること自体が大変だろうな。
一般的に畜産関係に従事されている方は普段香水なんかで臭いを消しているらしい。
ジムじゃほかの人の汗の臭いとかで気にならないかも、って思ったんだろうな。
そして自分が何よりもショックだったのは、
臭いに気がついてしまった後、あからさまに態度を変えてしまったことだ。
具体的には顔をしかめてジムから逃げてしまった。
いい大人が他人を外見的特徴で大げさに差別し、あからさまな態度をとるって・・・
どう感じるかは個人個人の勝手だけれども、それを胸の内にとどめて相手に悟られないようにするのは最低限のマナーなんじゃないのか。
自分がここまで最低な人間だったって知りたくなかったなぁ。