やわらかい餅の話
昨日の上棟式で妹が拾ってきた餅。
あんまり長く置いておいてもなんだし、昨日からとった当人が食べ続けていた。
しかしどうやら美味しくないらしい。
ひときわ大きい、妹が食べきれなかった餅をつついてみる。
なんかべたっとしているしおいしくない。
というか、甘い。
調べてみると、上棟式用の餅は高所から投げ落とすため下にいる人間にけががないよう柔らかく作っているらしい。
当たり前だけれども。
そして持ちを柔らかく保つ方法がいくつかあるらしく、その中の1つが砂糖を混ぜることらしい。
なんでも砂糖の保水性が関係しているとか。
砂糖が水分を吸ってるせいで餅のでんぷん質が水を取り込めなくなって、結果固くなる(老化)を防いでいるらしい。
大福やいこもちが柔らかいのも砂糖が入っているから。
確かに今回の餅もいこもちみたいだった。
あんまりおいしくなかったけれど。
ほかにも餅の老化を防ぐ方法はいくつかあるみたいで
- コメからではなく、粉から作る
- 小麦・ヨモギを混ぜる
- つきたての餅を冷水で急速に冷やし、再度つく
とかの方法があるみたい。
団子なんかがなかなか硬くならないのは小麦を混ぜてるかららしい。
個人的には3つ目のやり方が好きだな。
道具に頼らず、技術だけで勝負している感じがよい
水分の蒸発を力ずくで押さえて内部にとどめることで老化を防いでる。
なんかコールドスリープみたいだ。
話は戻って
結局この餅、2~3口食べただけで結局捨ててしまった。
やわらかいのに表面はカサカサで中もなんだか粉っぽい
そして変に甘い。
この量を食べるのは無理だった。
それに何より、糖質の問題もある
聞いた話だと餅1個でちょうどごはん1膳ぶんになるんだとか。
もちろん餅の量にもよるんだろうけれども、近々糖質制限ダイエットをしようと言っておきながらしゃあしゃあとまるまる一個平らげることはできないね。
本当は今からでも糖質断ちをしたっていいのに。
実家の魔力やね。
でも、入社まで残り8週間を切ったし、そろそろ助走に入ってもいいんじゃないかしら。
まずは早朝ランニングからだろうか。
何のためにウインドブレーカー買ったんだかそろそろわからなくなってきたことだし。