「天ぷら左膳」とカウンター席の話
昼食に天ぷらを食べた。
下荒田の「天ぷら左膳」で。
とはいっても最初からそこに行こうと思っていたわけではなく目当ての店に3件連続振られてしまったからだった。
祝後日だったからかな・・・
店につくとそこまで混んではいなかった。
昼間と入っても平日だし、大通りのそばにあるわけでもない。
席は座敷でもカウンターでも選べたので迷わずカウンター席へ。
ランチメニューからスタンダードな定食を注文
しばらくして定食が運ばれてきたが、そこに天ぷらが盛り合わせの状態で出てきた。
カウンターの上に油きり用の皿が置いてあったから、てっきりできた順に出されるものだと思っていた。
美味しかったけれども、なんか拍子抜け。
ランチメニューだったからかな。
わかっていたらわざわざカウンター席にしなかったのに・・・
よく寿司や天ぷらの場合はカウンター席のほうが良いとは聞くけれど、逆に言えばそれ以外の店に関しては特にカウンター席であることの利点はないよな。
わざわざ好んで他人と肩を突き合わせて食事をする客なんていないだろうし。
だからこそ店員も時々「カウンター席『でも』よろしいでしょうか」なんて聞き方をするんだろうし。
そう思って「カウンター席 利点」てgoogle先生に聞いてみたら、恋愛講座みたいなのが数件出てきた。
曰く「ボディタッチがしやすい」「相手の顔を直接見ずに話ができる」のが良いそうだ
ただひとつ目はともかくふたつ目はどうだろうか。
相手と顔を合わせなくていい、ってのは座敷でのプライベートな空間に勝るほどの利点だろうか。
他人に聞かれたくないような話もできないし。
自分はどちらかと言うと相手の目よりも周囲の目が気になる質だからそう思ってしまうのかもしれないが。
あと、こんな記事もあった。
確かに料理ができる過程も楽しめる、ってのは利点だ。
前に行ったことのある肉料理専門店では、カウンターの向こうで天井まで届きそうなフランベを見たこともあるし。
ただ、そこもやっぱり窮屈だったが。
結局は自由さを取るか付加価値を取るか、という話なんだろうか。
客のいない時間帯なんかを狙って行けばどちらも解消できるんだろうけれど・・・
経験を積まないとわからないね。