不登校と家庭教師の話
自分が中学生の頃、クラスに1~2人は必ず学校に来ない生徒がいた。
何故か小学校の頃は一人もいなかったけれど。
たぶん自分の学年の不登校児は全員女子だった気がする。
あまりお利口ではなかった自分としては、何が苦痛で学校に来ていないのか甚だ疑問だった。
今ならわかる、きっと途中から引っ込みがつかなくなったんだろうな。
例えば怠惰で学校に来なくなったなら、きっと最初は提出物や苦手な教科(例えば体育とか)の影響だろう。
それで何度か休めるようになると今度はフルで学校に行くのがバカバカしくなる。
例えば午前中を趣味(例えばアニメとか)に使って4限の終わりから登校する、とか。
でも、そんなのが通用するのもきっと現状を維持できる範囲でのことなんだろう。
勉強についていけなくなったり、劇的な環境の変化(例えば進級・進学)に直面するとただでさえ周囲と接する機会の少ない不登校児のこと、きっと変化に対応できまい。
そうなると、あとはもう負のサイクルだ。
自分の無能(怠惰)を周囲のせいにして自分の世界に篭もる。
何が原因で学校にいけなくなったのか、要因が多すぎて自分でもわからないんだろうな
すべての不登校児がそうとは限らないだろうが。
自分と同学年の彼女らは一体いま、何をやっているんだろうか。
一人、昨年3月にヤフオクドームで行われたマイナビの合同企業説明会でかつての不登校児を見かけたけれども、見る感じ普通に就活生をやってた。
その後の人生をどう生きてきたんだろうか。
一言、声をかけていればよかった、と後悔。
さて、
始まりが人間関係や怠惰であったとしても、不登校状態が長期的に続くと学校に行けない要因として確実に浮上するのが勉強面での遅れ、だと思う
特にプライドの高い子ならなおさら。
そういう場合、家庭教師をつける親もいるそうだ。
少し調べてみると今の家庭教師は不登校児をメンタル面でもサポートできるそうだ。
家庭教師って言うと、学生が小遣い稼ぎにいいところのお嬢さんに勉強を教える(そしてたまに手をつける)
って印象しかなかったけれどもこんなレベルの高いことやっていたのか。
どうにも自分レベルで推し量っていたよ。
学業の傍ら、他人の勉強のみならずカウンセリングまで行う、化物みたいな大学生もいるところにはいるものなのね。
社会人よりも社会人してるよ。
TVでよくCMやっている「家庭教師のトライ」
あそこも、不登校児の指導に関しては一定の評価を得ているみたい。
資料請求は無料とのことなので今日は試しにメールを送ってみた。
さて、いつごろ資料届くかな・・・